Conceria 800:プレゼンテーション

  • 2018.08.17 Friday
  • 20:32
こんばんは。Natt Leather(ナットレザー)、店長の高橋です(^^)

本日はオットチェント社のプレゼンテーションに参加した際の様子をお送りしようと思います。

まずは場所なのですが、今回はイタリア大使館でした。

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大使館入口には自転車が飾られていました。

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店長高橋、イタリア大使館には初めて行きました(゜゜;)

さすがに大使館となるとフラッと入ることはできないので、当日も入館証となる招待状を持参しています。

(招待状は事前にメールで送ってもらっていました。)


大使館内の写真は当日撮影の許可を得ているのですが、写真をブログに載せていいか聞くのを忘れてしまったので、後日大使館に確認を取りました(^^;)

当日はあいにくの雨だったのですが、大使館内から中庭の景観は素晴らしいものでした。

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すごく素敵です。

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今回はオットチェント社の社長自らが来日して、自社製品のプレゼンテーションを行う、という催しになっています。

革のサンプルが展示されていました。

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く、暗い!(゜゜;)

すみません、当日館内の照明があまり強くなく、写真がかなり暗くなってしまっています;;

当初予定されていたのは別の場所だったのですが、人数が予定よりも多くなったそうで、直前で急遽開催場所が大使館に変更になりました。

またこれらの革はどれがどういう革なのか区別がありません;

商談会であればタグがついていたり、名称が裏書きされていたりするのですが、今回はそういった催しではないので、あくまで展示だけっていうことですね。

この辺りはイタリアの人たちの大らかさを感じさせてくれます(^^;)

(靴やバッグの展示もありましたが写真撮り忘れました;すみません;;)


当日会場にはかなり多くの人が来場されていました。

ざっと数えさせてもらったところ、おおよそ110人くらい。

多いですね(゜゜;)

問屋さんもいらっしゃったようですが、大部分はメーカーさんのようでした。

あとでお聞きしたら個人経営の方や、小規模なブランドさんもたくさんいらっしゃっていたみたいです。

中には北海道からいらした方もいたそうです!すごいですね〜!

用意された椅子に座って待っていると、しばらくしてプレゼンテーションが始まりました。

オットチェントの社長直々にお話してくれます。

営業さんにはレザーフェアでお会いしたことがありますが、社長をお見かけするのは初めてでした。

こちらがオットチェント社の社長、ルイージ・カローティ氏です

(遠くてすみません;)

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プレゼンテーションは、オットチェントの取り組みについてが主な内容になります。

内容そのものについては、オットチェントのウェブサイトに書かれているものと、ほぼ同一になっています。

オットチェントのウェブサイトはこちらです↓


http://www.conceria800.it


上記のサイトのFILOSOFIA(哲学)のページで腕組みをしているのが、カローティ氏です。


いろんなお話を聞くに、やはりオットチェントは別格なのだと、改めて思い知らされます(゜゜;)

(オットチェント単体の従業員数は大体30人くらいだそうですが、本国でオットチェントの属するグループは、全体で5000人くらいいるそうです。。スゴイ規模ですね;)

この少し後にアズーラ社と商談が出来る機会があったのですが、アズーラの営業さんの前で「そういえばこの間、オットチェントと話す機会があって・・(゜゜)」と話をしていたら、


『オットチェント!?いや〜、、あそこはすごいよ。グループがめちゃくちゃデカい。ほんとにすごいトコだよ^^;』


と言って笑ってました(^^;)

イタリアでも、現在ピット鞣しをおこなっているタンナーとなるとかなり限られるので、そういう意味でも本国の知名度はピカイチのようですね(^^)

(革質でいうとオットチェントとアズーラは同等です。)


またオットチェントの社名の由来は8世紀、というところから来ているそうです。

8世紀はバケッタ製法が生まれた時代だそうですが、古き良き時代に想いを馳せる意味で、社名を800(オットチェント)にした、と言ってました。

千年以上昔を想うなんてなんだかロマンがありますね〜(^^)


さて今回はそのバケッタ製法についてもプレゼンテーションがありました。

店長高橋自身も初めて知ったのですが、バケッタ製法は加脂の際に水を使わないのが特徴なのだそうです。

バケッタ製法はトスカーナを発祥とし、非効率とされて行われなくなった時代を経て、復刻された現在もトスカーナを中心に行われている製法です。

「古い製法を現代に復刻して、ゆっくりと脂を加える」というのがバケッタ製法だ、という説明は聞いていたのですが、水を使わないというのは初めて聞きました(゜゜)

通常は乳化させた状態で革に加脂をするんですが、それを水を使わずに加脂する、というとものすごく時間が掛かりそうです(゜゜;)

(実際すごく時間が掛かっているみたいです;)

話を聞くと、バケッタ製法というのは鞣しの製法ではなく仕上げの一種、という感じですね。

オットチェントはピット鞣しのバケッタ800のみ、バケッタ製法と呼んでいますが、イタリアのほかのタンナーはドラム鞣しでもバケッタと呼ばれる革があるので、鞣し(タンニンの含浸方法)は大きく関係しているわけではないようです。

使われる油脂についてもお話があり、オットチェントでは牛脚油や魚油などを加えたブレンドオイルを使用しているそうです。

バケッタ製法については、特徴や使われる油脂の種類まで社長が直々にお話をしてくれたので、非常に勉強になりました(^^)

このあと、説明会場の隣の大部屋で、軽食と飲み物の振る舞いがありました。

(ここも写真撮るの忘れました;;)

軽食はイタリア産のチーズなどが中心で、お酒もありました。

店長高橋はアルコールがまったく飲めないので、当日は炭酸水を飲ませてもらっていました;

なんだか以前もこんなことを書いた気がします(゜゜;)


軽食をいただいた後にサンプルをもらって、会場を後にしようとしていたのですが、なんと帰る直前にカローティ氏とお話する機会に恵まれました!

オットチェントのようなスーパータンナーの社長と直にお話できるなんて、なかなかありません(゜゜;)ウレシイ...

せっかくなので社長に直接原皮のことなどを質問させてもらいました。

(通訳さんといらしたので、会話はスムーズでした^^;)

社長曰く、


『ウチも原皮にはこだわっているよ!一部の薄い革を除いては、全部フランス産だからね!^^』


だそうです(^_^;)

『ほぼフランス産だと思っていいよ!』ってことで、もっとアピールして!って感じみたいです。

実際にお話ししてみて思いましたが、社長はすごくチャーミングな方でした^^;笑


そんな感じで当日はとても勉強になり、すごく楽しかったです。

当日配られていたサンプルは、オットチェントの定番品だったので、当店のブログにも登場したことがあるものばかりなのですが、カラーに多少の変更があったので、今度ご紹介したいと思います。


次回以降はアズーラとの商談会の様子を記事する予定です。

お楽しみに!(^^)


ご覧いただきありがとうございました!


Natt Leather(ナットレザー)
店長 高橋 浩幸
http://leather-material.com
info@leather-material.com
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