レザークラフトで製作した革製品の販売方法・ノウハウ 第一回「販売のメリット・使用皮革について」

  • 2017.08.20 Sunday
  • 18:15
こんにちは。Natt Leather(ナットレザー)、店長の高橋です(^^)


さて今回は【レザークラフトで製作した革製品の販売方法・ノウハウ】について書いていきます。

このノウハウについてはなるべく詳しく書いていきたいので記事は何回かに分けようと思います。どの程度の頻度で更新できるか不明ですが今のところの予定はこんな感じです。


・販売のメリット・使用皮革について (今回の記事です)


型紙の考え方・縫い目の改善方法 (更新しました。)


・価格設定・利益の計算方法


・販売用登録サイトの比較


・製品構成・ラインナップ


・プロダクトのススメ


・配送・梱包について


【番外編】※中級者向け


・開業、独自ドメインでのサイト運用


※なるべく上から書いていきたいと思いますが順番が前後するかもしれません。また記事は減ることはないと思いますが増えるかもしれません。
 またこんなことを書いてみてほしいあるいは聞きたいというご要望があればメールかコメント欄にご意見をお寄せください。


記事を追加したらこの目次にリンクを貼っていきますので、「ノウハウは興味あるけど他の情報はいらないからシャットアウト!」という方はこの記事だけをブックマークしてください(^^;)

最後の項を中級者向けに番外編としているのはこれらの記事はあくまでも初心者さん向けで、


「これから販売をしてみたいけどどうしたらいいの?」

または

「レザークラフトを始めたばかりだけどいつかは販売をしたい」



という方へ向けた記事になります。

あと「販売には興味ないけど上手く作れるようになりたいな」って方にもご覧いただきたい内容になってます。

作り方そのものについては作家さんのサイトや数ある技法書の方をご覧になってください。あくまでも作った作品を販売するためのノウハウということにフォーカスした内容になっています。

(中級以上の方でも参考になる記事があれば嬉しいのですが、、、)


それぞれの記事の内容は密接に関係しているので折々でリンクを貼っています。記事をいったりきたりになることもあると思います。

また当店革材料屋ですので随所にセールストークが散りばめられていますがご容赦くださいm(_ _)m汗


それでは今回はレザークラフトで作った作品の販売におけるメリットと使用皮革についてのススメ(もちろん当店のレザーになりますが。。)について書いていきます。


まず販売をする上で一番のメリットは何かと言われれば、お金が手に入るということになります。これは聞くまでもありませんね。

ここでハンドメイド、手芸品、レザークラフトの場合は別のメリットが生まれてきます。それは数をこなせるということです。(のちの説明のために回転率を上げると表現させていただきます。)

自分で使うものは案外すぐに作り切ってしまいます。ご家族の分やお友達の分の同様ですね。作る作品も偏るかもしれません。

自分の作品を販売をすることで買ってくださる方がいる限りは作り続けられます。(そのための工夫は「製品構成・ラインナップ」の項でも説明したいと思います。)

またこの記事は初心者さん向けに書いてます。始めて間もないころは工具を揃えるのにいっぱいいっぱいで革に回すお金がないということも多いと思います。予算というものですね。

お金が手に入るということは材料代が売り上げから捻出できるということになります。もちろん工具類も同じです。


つまり販売をするメリットは大きく三つ


「製作した時間がお金になる」


「作品作りの回転率が上がる」


「材料(工具)代が捻出しやすい」



となります。

この三つのことを考えると


「販売をするのは早ければ早いほど有利でメリットが大きい」


ということが見えてきます。


どういうことかというと、レザークラフトを始めた以上は多くの人が「もっと上手くなりたいな〜」って考えると思います。

それでは上手な作品作りにはどんな要素が必要かというと、個人的な意見ですが考え方と経験ということになると思います。


考え方については「型紙の考え方・縫い目の改善方法」の項でお話ししようと思います。


それでは経験とは何かというと「慣れ」のことですよね。最初は必要な手順を飛ばしてしまったり、逆にしてしまったり、、そんな経験誰もがあります。

何回も作品を作ることでミスしやすい工程に気がついたり、より作りやすいような気付きがあるものです。

先ほどの説明の通り販売をすることで回転率を上げることができます。回転率が上がれば上がるほど経験値が上がり次第に上達していきます。

そうなったら作品はもっと売れていきます。素晴らしい好循環です。


また早く始めればその分他の人よりも先にお客さんを取り込めるかもしれません。

長く使う革製品ですが一つの作品が気にいってもらえたら他の作品も揃いで買ってもらえるかもしれないのです。

例えばコインケースが気に入ったから札入れも同じ人から買おう、というようにです。

当店店長もレザークラフトをしますが始めて1年経つ頃には販売をしていました。ですが今考えればこれすらも遅かったと思います。

販売をするようになってからは実際に上達が早かったですし、注文があるのでいろいろな革をどんどん購入していました。


以上のようなことからなるべく早く販売を始めることは非常にメリットの大きいことで、結果的に上達の近道でもあると思います。



そして次はおすすめの革についてです。これは・・・「当店で取り扱う革」です!!


いきなりセールストークに走ってすみません。。。これにはちゃんと理由があります(^^;)


当店では取り扱う皮革のほとんどすべてでタンナー名を表記しています。

これはその皮革の産地や特色をなるべくお伝えしたいからですが、実はこれを徹底している販売店はごくわずかです。

(取り扱う前のタンナーサンプルを公開することも相当異例みたいです)

一部は表記があっても一部は「イタリアンオイルドレザー」や「ヨーロッパカーフ」となっていてどこのタンナーのどんな革なのか不明なものも多いです。

もちろんこれは販売する側の事情もありますが購入される方には関係ない話です。

当店でもごくまれに引き取り品やデッドストックでタンナーが不明な革も入ってきてしまうのですがそういったものは継続性が低いと考えて特価で販売してしまいます。

商談の際に「ヨーロッパの○○地方の革だよ〜」とタンナー名を明かされないことも珍しくないですが、僕自身はお客さんにちゃんと説明できない革を取り扱いたくないのでタンナーの英字スペルまでしっかり聞いてから帰ってきます。

(それはそれは嫌な顔をされたことも一度や二度じゃありませんが。。笑)


最近は革製品を購入する一般消費者の方たちの間でも革の産地やブランドにこだわる傾向が強くなってきていると思います。

いまではどのファッション誌を広げても「有名タンナー○○の△△レザーを使った特別仕様」という表記が珍しくなくなってきていますね。

当店で取り扱う皮革は有名タンナーの中でも特に自信を持っておすすめできるものばかりです。さらに他の販売店さんでは取り扱いの少ない革を独自に仕入れてきています。

作品の説明欄に使用している革の説明を詳細に載せることでお客さんもより安心されるかと思います。さらに希少な皮革となれば「どんなエイジングを見せてくれるのだろう」とお客さんの中にも興味が湧いてくるかもしれません。

イタリアタンニン鞣し協会の革なら品質保証タグを付けてもらうのも安心感や特別感が増していいと思います。

百貨店に行くとブレターニャ社のアリゾナを使った製品などが並んでいますがこのタグが付属していますね。

また商品の説明欄にタンナーのウェブサイトのリンクを貼ってもいいかもしれません。


例えばTEMPESTI社
www.tempesti.com


Conceria 800社
www.conceria800.it


イタリアタンニン鞣し協会
www.pellealvegetale.it


珍しいところではポーランドのMALTAN社
http://maltan.pl/en


こういった理由から差別化を図れる、同時にタンナー名から革の名前まですべてが分かる当店の革をご利用くださいという話でした。

(もちろん実際はどこで革をお求めになっても自由ですよ!^^;)


先日の記事では当店のチップサンプルのご活用方法について触れましたが、こういったご利用方法もあると思います。

(当店のチップサンプルをご利用いただければ革を購入する前にオーダーが入る、、つまり出費を最小限に抑えられるかもという話でした。)

これは購入される方の心理として必ずしも上手くいかないこともあるので、その辺も「製品構成・ラインナップ」の項で補完したいと思います。


(また当店で販売している切り売りは1枚革に比べるとds単価は割高になっていますが販売をされる場合は実はそんなに変わりません。
それはなぜかというのは「価格設定・利益の計算方法」の項で説明したいと思います。)


さてこんな感じで始まりました【レザークラフトで製作した革製品の販売方法・ノウハウ】ですが第一回「販売のメリット・使用皮革について」はいかがだったでしょうか。

これから他の更新も交えながら不定期で記事を追加していきたいと思います。(記事としてまとめるのに結構時間が掛かるので、、すみません!)

今後の記事では何か一つでも参考になる部分があれば嬉しいです。


当店では趣味でレザークラフトをされる方はもちろんのこと、作ったものを販売してみたいという方も全力でバックアップしていきます。

「説明欄になんて書いていいかわからない」という方は使用される皮革と作品についてをメールでお知らせいただければ簡単な説明文を書いてお送りしたりということもできます。

もちろん革についてのお客さんからのお問い合わせは当店が責任をもって対応します(^^)


販売される方は作品が売れてWIN!当店は材料をお求めいただいてWIN!革製品を買われる方は安くいいものが買えてWIN!本来高級品である革製品がより身近になることで皮革業界も盛り上がってWIN!

店長高橋、こんな目論見がございますm(_ _)m


それでは第二回「型紙の考え方・縫い目の改善方法」もご期待ください(^^)



ご覧いただきありがとうございました!


Natt Leather(ナットレザー)
店長 高橋 浩幸
http://leather-material.com
info@leather-material.com
〒174-0063
東京都板橋区前野町6-36-15-302
08012484194(平日10:00〜17:00)
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM